加賀百万石の勇壮華麗な
武家文化を象徴する加賀獅子舞。
界 加賀のご当地楽では、
加賀獅子舞を独自にアレンジした
「白銀の舞」を披露しています。
ご当地楽とは
全国に展開している温泉旅館ブランド「星野リゾート 界」では、それぞれの地域の特長的な文化を楽しんでいただけるよう、界オリジナルの特別なおもてなし「ご当地楽」を用意しております。
加賀地方では、初代加賀藩主の前田利家が金沢城に入城した際、祝いの獅子舞が盛大に行われたことから、民俗芸能として発展してきました。加賀獅子の特徴は、迫力ある獅子頭と大きな蚊帳(かや)。大きな両眼が鋭く左右に広がった「八方睨(はっぽうにらみ)」と呼ばれる独特の風貌は、一度見たら忘れられないほどのインパクトです。

勇壮華麗な「白銀の舞」
勇壮な武家文化の伝統はそのままに、新しくて独創的な加賀獅子舞「白銀の舞」を毎晩21:30より披露します。「白銀」の名は、界 加賀の前身である老舗旅館「白銀屋」に由来。創業寛永元年、加賀藩にも縁の深い白銀屋の伝統も大切にしながら、スタッフ一同、心を込めて演じます。
- 開催時間
- 毎晩 21:30 ~
- 開催場所
- トラベルライブラリーにて開催

紅殻格子の風情ある伝統建築
紅殻格子(べんがらごうし)は、京都や⾦沢の町屋の外観をしつらえる重要な要素。細かな⽊を縦と横に組み合わせ、中からはよく⾒えますが外からは容易に⾒えないようにする、防犯上の機能も有しています。防腐も兼ねた着⾊に紅殻(べにがら:酸化鉄を主成分とする⾚⾊顔料)が使われるところから紅殻格⼦と呼ばれます。
枠の内が映える国登録有形文化財
当館では、前身の「白銀屋」時代からの伝統建築をそのまま残し、美しい意匠を復元させました。枠の内(わくのうち)とは、太い⼤⿊柱と⼤きな丸太梁を、⾦物を⼀切使⽤せずに組み上げた伝統的な建築⽅法です。現代では同じ材料で再現することは難しく、費⽤も時間もかかる稀少価値の⾼いものとされています。この伝統建築棟と茶室は、2016年に国の登録有形文化財となりました。

伝統とモダンをつなぐ3つの庭
界 加賀の世界観である「伝統とモダンの融合」を象徴するのが、前庭、中庭、茶庭と称される3つの庭です。石灯籠が印象的な前庭は、伝統建築に調和する上質で洗練された空間。友禅流しをモチーフにした中庭は、九谷焼タイルが彩る華やかな空間。茶室を備えた茶庭は、歴史を感じる落ち着いた空間。川が流れるように、移り変わる3つの庭をお楽しみください。
伝統を受け継ぐ茶室とギャラリー
約200年前の伝統建築を修復した茶室「思惟庵(しいあん)」。毎日15:00~18:00の間、お抹茶と季節の和菓子をご用意しています。伝統建築棟には、九谷焼の若手作家の作品などを展示した「ギャラリー白銀」も併設しています。