あたみ梅の間 駿河竹千筋細工職人・杉山茂靖

あたみ梅の間 駿河竹千筋細工職人・杉山茂靖

杉山茂靖氏は、細工技術が高い評価を得ている「みやび行燈製作所」の後継者。伝統的な品の製作に加え、最近は照明作家とのコラボ作品やバッグ製作など、小売り製作にも積極的に取り組んでいます。兄弟も職人として活躍されており、地元では「杉山三兄弟」として有名です。

繊細でやわらかい竹細工

繊細でやわらかい竹細工

江戸時代初期より、精巧な籠枕が東海道を行く参勤交代の諸大名に人気を博し広まった駿河の竹細工。そのなかでも特徴的なのが、細く割った竹を丸く加工した「竹ひご」を用い、伝統的な技法で一本一本編んだり、組んだりする「駿河竹千筋細工」です。1976年に通産省指定(現経済産業省)の伝統的工芸品の指定を受けています。

江戸時代から受け継がれる独特な技法そのままに、照明器具やインテリアとして現代風に姿を変えた作品は、しなやかで繊細な曲線が落ち着きと柔らかな雰囲気を醸し出します。職人の手から生み出される作品は、国内はもとより海外にも多くのファンを生み出し、活躍の場を広げています。